カテゴリ:住宅購入・ローン / 投稿日付:2021/06/15 16:00
不動産流通協会が公表した「住宅ローン利用等実態調査」
中古住宅では、68.2%が購入時点で住宅ローンを利用しているんですって。
キャッシュや贈与などローンを利用していないのは31.8%。
そして、住宅ローンを利用している人のうち69.3%と約7割がローン控除を利用し、
その利用者の54.3%が「住宅ローン控除が適用される物件を探すようにした」と回答しているらしい。
よって、マンションでは築25年以内、戸建てが築20年以内で探す傾向が強いという事だ。
だから、築古でも十分に選択に値する政策要望を模索するのだとか。
この調査結果って本当なのだろうか。
実需の不動産を扱っている我々からすると、中古でもほぼ住宅ローンを利用しますね。
千葉でも比較的単価の高いエリアですんでね。
キャッシュで購入の中古住宅は、ほぼ500万~1000万以下でお探しのボロ戸建て投資家が多いですよね。
実需不動産の耐用年数の関係は、適合証明の発行でクリアも可能なので。
表面だけ見ていると、確かに一般消費者はローン控除に魅力を感じ、
適用される物件を探している人も多そうですが、
実際は、エリアや物件種別を最優先させるお客さんが殆どです。
ローン控除ありきで物件探しでは、一生買えないような気もしますし。
築浅、新築ってあまり煽らないで欲しいですし、
実際には十二分に買える額のローンを使わずに(属性あるにも関わらず)
予算を抑えて、買えないでいる勿体ないお客さんもかなりいます。
それこそ機会損失なのになって思います。
機会損失にならないように、効果的にローン控除制度を利用して欲しいですね。