カテゴリ:不動産売却 / 投稿日付:2022/06/03 18:05
【お隣の確定測量の境界確認】
土地などの不動産を売買する時に、境界があやふやだと引渡せません。
よって、「確定測量」を土地家屋調査士に依頼することになりますね。
突然ですが、土地家屋調査士と測量士の違い分かりますか?
測量士は、国や県、市などの公共団体から依頼され、公共工事に関する測量をする「測量のプロ」
一方、土地家屋調査士は一般の土地所有者から依頼され、一筆地の測量をして登記行う「境界のプロ」です。
因みに私は、土木工学科卒業ですので授業に出ていただけで測量士補の資格を大学から貰えました(笑)
通常、不動産の取引では土地家屋調査士が宅地などを測量をして登記手続きをします。
そして、「土地の筆界を明らかにする業務の専門家」
ですので、土地の隣人との折衝にも長けています。
しかし、この「確定測量」って本当に必要?と思われる方もおられると思います。
一筆測量して、境界確認をそれぞれの隣接や道路所有者に行うと結構の金額がしますね。
お隣から頼まれたんだけど・・・
なんか印鑑押すの怖い・・・とか。
でも、これ土地の所有者の方が行う作業ですので
隣地所有者には、金銭的な負担は全くありません。
その部分の境界確認書は、無料で手に入れる事が出来ます。
それを断ってしまうと、境界確認が必要になっても相手が協力してくれなくなってしまうこともあります。
大事なのは、既存の資料と現況の境界点とが一致していることです。
そうであるならば、喜んで署名・捺印することをお勧めします。
積極的にお隣の境界確認に協力して下さいね。