カテゴリ:スタッフブログ / 投稿日付:2024/05/13 21:17
【空き家取引800万円以下の売買、報酬最大33万円に】
SNS等で話題になっていますが、
国土交通省は2日、
「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬額」
の一部改正案に関して、パブリック・コメントを開始しました。
どういう事かとかいつまんでお話ししますと、
国は、空き家の流通を後押しするため、
宅地建物取引業者の報酬規定の改正に踏み切ります。
既存の空き家売買用の特例を、800万円以下(現行400万円以下)
の物件まで対象を拡大したうえで、
報酬の上限も33万円に引き上げるというのです。
公布を6月中、施行を7月1日に予定しています。
宅建業者からすると
「やっとか~」なのですが
戸建て投資家からすると、売主だけでなく買主からも
7月からは、33万円の仲介手数料を取られるという事。
社会課題となっている地方部の空き家は価格が低く、
不動産会社が積極的に扱っても手数料が少ないため、
空き家を扱ううえで大きな課題となってました。
「手数料増えちゃうのか~」といった
ネガティブな感覚が多いとは思うのですが、
逆を言えば、今まで未公開だった築古の戸建てが市場に出やすくなるのでは?
単に、宅建業者による空き家ビジネスへの積極参加を促すのが狙いのようですが
どうでしょうか・・・今後の行方が楽しみですね。